プロフィールムービーのコメント

プロフィールムービーを自作される方のために、タイトルや挨拶文、コメントなどをどういったものにすると良いか、たくさんの例文を紹介しつつ詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

<目次>

 
クラフトムービーでプロフィールムービーを自作

1.プロフィールムービーのコメント(字幕)の6つのポイント

堅苦しいありきたりなコメントはなるべく控える

プロフィールムービーは披露宴の中盤に上映されることの多い映像ですので、盛り上がってきた場の雰囲気を壊さないよう、堅苦しいありきたりで無難なコメントはなるべく控えるようにしましょう。自分の気持ちを素直に伝えることのできる貴重な機会ですので、肩の力を抜いて、あなたらしいノリのあるコメントにすることをおすすめします。

できるだけゲストにちなんだコメントにする

たくさんの大切な友人や恩人を呼んでいるにも関わらず、全く関係のないコメントばかりだとゲストもちょっと寂しい気持ちになってしまいます。なので、できるだけゲストに関係のある内容や語りかけるようなコメントを入れると、記憶に残るメッセージ性の強いプロフィールムービーになります。

二人らしいコメントにする

自分でビデオを作る最大のメリットは、自分らしさを表現できることです。映像業者が作り上げた演出じみた架空の自分ではなく、本来の自分らしさや心の中にある本音をコメントに表現することが大切です。

一つの画面にたくさんのコメントを入れない

ひとつの画面内にたくさんのコメントを入れると、ゲストがコメントを読みづらくなります。ですので、なるべく2行程度の簡潔なコメントになるよう心掛けましょう。もし、たくさん伝えたいことがある場合は、カットを分けて順番にコメントを表示することをおすすめします。

表示時間内にコメントを声に出して最後まで読める文字数にする

映像の展開が早い場合、ゲストがコメントを読み切る前に次に切り替わってしまうことがあります。そうならないようにするために、コメントを表示してる時間内にコメントを声に出して最後まで読むことができるか確認するようにしましょう。結婚式では、若者だけでなく子供やお年寄りもいますので、全員がきちんと最後まで読めるようにすることが大切です。

コメント内の忌み言葉に注意する

結婚式の披露宴で上映する際、コメント内に結婚式で縁起の悪いと言われている『忌み言葉』が含まれていないかよく確認しておきましょう。『、』や『。』などの句読点は、区切りや終わりを意味するため、結婚式では使用しないのが一般的です。自分達は気にしなくても、周りが気にする場合もありますので、できるだけ使用しないことをおすすめします。忌み言葉がよくわからない方は、忌み言葉を自動でチェックする便利なページがありますので、こちらを使ってみるといいかもしれません。『忌み言葉を簡単一発チェック!結婚式のスピーチや招待状、結婚式ムービーで使ってはいけない縁起の悪いタブーやNGワード

 

2.最初に表示する題名(オープニングタイトル)の例文

最初に表示するプロフィールムービーの題名(オープニングタイトル)には、通常プロフィールムービーとはあまり表記しません。なぜならプロフィールムービーという言葉がゲストにとっては一般的な言葉ではないからです。ですので、ゲストにも直感的に生い立ちを紹介するムービーなんだなとわかる題名にするのが良いでしょう。

  • Happy Wedding
  • Happy Memories
  • Our History
  • Welcome to our party
  • Welcome to our reception
  • 二人の生い立ち

 

3.冒頭の挨拶文の例

最初の挨拶は、結婚式に来ていただいたゲストに対する感謝の気持ちと、これから上映する内容についての一言二言で軽く紹介するような内容にします。その際、句読点や”忙”などの忌み言葉は極力使用しないよう注意してください。

  • 本日は私達の結婚式にお越しいただき 誠にありがとうございます
  • 本日はご多用の中お越しいただき 本当にありがとうございます
  • 二人の誕生から大人になるまでの歩みをご覧ください
  • 新郎新婦の生い立ちと思い出をご覧ください
  • 大切な皆様への感謝の気持ちをこめて・・・
  • 皆様へ感謝の気持ちをこめて 二人のこれまでを紹介させていただきます

 

4.生い立ち写真のコメント(字幕)の例文

生い立ち写真を紹介する際のコメントのポイントは、今まで育ててくれた両親への感謝の気持ちや、兄弟や友人、同僚へのメッセージをコメントに込めることです。淡々と写真の状況説明をするのではなく、その写真にまつわる両親やゲストに関する言葉を入れるようにしたほうが、見てるほうもうれしい気分になったり、感動的な雰囲気になります。

  • 平成〇年 〇〇家長男として誕生 難産で大変だったようです
  • 小さい頃は体が弱く 両親にはとても心配かけました
  • 七五三の撮影で大泣きして みんなを困らせました
  • 幼稚園の発表会 母親手作りの衣裳を着て満面の笑顔
  • 父親と一緒に入るお風呂が いつも楽しみでした
  • 妹の〇〇が誕生 遊ぶ時はいつも一緒だったね
  • ディズニーランドには毎年1回 必ず連れて行ってもらいました
  • 小学校の入学式 ママと並んでうれしそうな私
  • 大好きなおばあちゃん いつまでも長生きしてね
  • 運動会にいつも応援にきてくれた両親 とてもうれしかったよ
  • 休日には いろんな所に連れて行ってくれてありがとう
  • 中学の反抗期には 本当に心配と苦労ばかりかけました
  • みんなと過ごした高校3年間は 今でも最高の思い出!
  • 当時一緒にふざけてばかりいた〇〇も 今は二児の母
  • 部活を3年間続けられたのは 〇〇がいてくれたからだよ
  • ステキな友人に恵まれた大学生活 大学祭での出来事は今でも忘れません(笑)
  • アメリカでのホームステイは 私にとって本当に良い経験になりました
  • 成人式で久しぶりに友人と再会 みんな大人になっててびっくりしたよ
  • 卒業式 ここまで支えてくれた両親には 感謝の気持ちしかありません
  • いつも私を助けてくれる最高の同僚 これからもよろしくね!
  • 〇〇課長 今度スノーボード教えてください!
  • いつも親身に相談にのってくれる〇〇 本当にありがとう

 

5.二人の思い出写真のコメント(字幕)の例文

二人の思い出写真部分のコメントは、二人の馴れ初めから結婚に至るまでの二人しか知らない出来事や当時の気持ちを、あまり飾らず素直に伝えることがポイントです。お互いの第一印象や、初めてのデートでの出来事、プロポーズの言葉など写真の内容とは関係ないコメントでも全く問題ありません。

  • 新郎の第一印象は 口数の少ない変わった人(笑)
  • 新婦の第一印象は よくしゃべる人だなあでした(笑)
  • いつの間にかお互い一緒にいることが多くなり お付き合いを開始
  • 友人とカラオケ行った帰りに新郎から突然告白 もちろんOK♡
  • 親友の〇〇がいなければ 今日の結婚式はありませんでした
  • 初めてのデートで新郎が体調を崩してしまい 大変でした
  • 釣好きの新郎の影響で 週末はアウトドアデートが定番に
  • 新婦のおいしい料理のおかげで スリムだった体型も今や・・・(汗)
  • ディズニーランドでプロポーズ うれしくて涙が止まりませんでした
  • 彼女の両親に結婚のご挨拶 とても緊張しました(汗)
  • 会社の同僚からもらったステキなプレゼント 一生大切にします
  • 優しくてすてきな家族に囲まれて 本当に幸せです
  • これからつらいことがあっても 二人で手を取り合ってがんばっていこうね

 

6.最後の挨拶の例文

プロフィールムービーの最後は、二人からゲスト全員へのメッセージが一言入ると演出的に締まります。プロフィールムービーの上映後はお色直しで入場することが多いので、最後の挨拶部分はあまり固く形式的にならないようにすることがポイントです。

  • こうやって思い出をたどると たくさんの方に支えられて 今の私達があるのだなと実感します まだ未熟な私達ですが これからも末永くお付き合いください
  • ここにいる皆様のおかげで こんなステキな結婚式を迎えることができました 今日はたくさん飲んで食べて ゆっくりと楽しんでいってください
  • ここにいる皆様は 二人にとって大切な方ばかりです そんな皆様に囲まれて 私達は最高に幸せです!この後も引き続きお楽しみください
  • 皆さまのおかげで 本日を迎えることが出来ました このあともどうぞ ごゆっくりお過ごしください

 

7.締めの言葉(結びの言葉)の例

プロフィールムービー最後の締めは、挨拶文でも良いのですが、できれば二人の前撮り写真やお気に入りのツーショット写真に感謝の一言添えて締めたほうが、より気持ちよく終わることができます。プロフィールムービーの最後に入れる結びのフレーズの例をいくつか挙げてみます。

  • Happy Wedding
  • Just Married
  • With all our heart
  • It’s a new beginning
  • Happy Forever
  • Forever
  • Love is forever
  • We are very happy
  • Thank you for coming today
  • Thank you for everything
  • Thank you so much
  • Thanks everyone
  • Thank you everyone
  • June 24, 2016
  • fin
  • 一期一会
  • 感謝
  • ありがとう
  • この後も引き続きお楽しみください