プロフィールムービーは写真にコメント(字幕)を入れるスライドショー方式の映像演出が基本となるため、どうしても説明的で面白味が少ない演出になりがちです。
そこで、演出にメリハリをつけて面白味を追加するアイデアの一つとして、写真に吹き出し文字を追加するというテクニックがあります。いわゆる漫画のセリフ表現に使われるふきだしのことですね。当時の会話のやり取りや、思っていたことを画面に追加することで、画面に動きが生まれ、より生き生きとした演出になります。特にポップでおもしろいプロフィールムービーを作りたい方には必須のテクニックです。
ふきだしを使ったカットの一例
クラフトムービーでは、ふきだしを好きなようにデザインしたり自由に配置して動き(アニメーション)をつける高度な機能が搭載されており、面倒な操作もなく誰でも簡単に多彩なふきだしを作成することが可能です。但し、シンプルモードでは使用することができませんので、ふきだし機能を使用したい方は、こだわりモードに切り替えてください。
ではさっそく、ふきだし演出の作り方を詳しく解説していきます。
<目次>
1.ふきだしの作成方法
まず最初にふきだしの画像を作成します。こだわりモードであれば、個別のカットの設定内の『追加画像1タブ』または『追加画像2タブ』内で自由に作成することが可能です。もし追加画像1というタブが表示されない場合はモードが『シンプルモード』になっていますので、『こだわりモード』に切り替えてください。

作成されたふきだしは、プレビュー画面の真ん中に配置されます。
2.ふきだしを好きな場所に配置する方法
ふきだし画像の作成が完了したら、今度はそのふきだしを画面の好きな場所に配置します。位置だけでなく、傾きや大きさなども自由に変更することが可能です。
3.カット個別のプレビュー動画で確認
この時点でどんな感じの動画になってるのか一度プレビュー動画で確認してみましょう。
4.ふきだしや文字のデザインを変更する方法
初期設定状態でふきだし文字を作成すると、漫画のようなシンプルなふきだしが作成されますが、場面に応じた多種多様なデザインのふきだしを作ることも可能です。ふきだしデザインのバリエーションは非常に豊富ですので、場面に応じたデザインを作成してみてください。

かわいいピンクの水玉のふきだしの完成!
5.ふきだしに動きをつける方法
ふきだしをただ画面にそのまま表示させるだけでも良いのですが、動き(アニメーション)をつけることで、にぎやかでおもしろい雰囲気のある演出になります。今回の解説では、ふきだしが踊っているような動きをつけたいと思います。
今回解説した動きは、あくまでもほんの一例にすぎません。工夫次第でいくらでもおもしろいアニメーションをつけることが可能ですので、時間の許す限りいろいろ試してみてくださいね。
今回作成したふきだしの動画
今回作成したふきだしを動画で見ると以下のような感じになります。
動画で見ると、画面が明るくにぎやかになった感じがしませんか?ただ写真を表示させるより、こういった工夫を少し加えるだけで、他人任せでは絶対に作れないようなオリジナリティあふれる魅力的なプロフィールムービーになっていくわけです。
もし、やり方がわからない場合は、サポート掲示板でやりたい内容を書きこんでいただければ、サポートスタッフがお客様の代わりに設定させていただくことも可能です。