スキャナーで写真を取り込む方法
印刷された写真をパソコンに取り込むには、基本的にスキャナーを使用することをおすすめします。最近のスキャナーはプリンターと一体型になっているものが多く、多くの家庭にあります。スキャナーの使用をすすめる最大の理由は、”クオリティが高い”ことです。後で紹介するスマートフォンで撮影する方法もありますが、クオリティに関してはスキャナーのほうが遥かに高く、写真のクオリティを重視する方は必ずスキャナーを使用して写真を取り込みましょう。
スキャナーを使用する際の注意点
- 写真をセットする場所のほこりや汚れは十分にふき取る
- 通常の写真はフルカラーの解像度を300dpiくらいにする
- プリクラなどの小さな写真は解像度を600dpiくらいにする
- 余白がないように範囲指定(トリミング)する
- ファイル形式はjpeg形式(通常はjpeg形式)
※スキャナの写真セット面のほこりや汚れは必ずふき取ってください。半数以上のお客様の写真には必ずゴミやほこりが一緒にスキャンされています。それも全ての写真の同じ場所にそれらが付着しているので、映像を上映した際に非常に気になります。スキャン面に光を当てて、ゴミやほこりがないか今一度よく確認してください。
スマートフォンで写真を取り込む方法
最近のスマートフォンのカメラの性能(解像度)は非常に高くなってきており、スキャナーの代わりに使用することが可能になってきています。ただ、スキャナーで取り込んだほうがクオリティが高いので、クオリティを重視する方はスキャナーで取り込むようにしてください。クオリティにそこまでこだわらない方や、スキャナーを持っていなかったり、とにかく急いで作りたい方は以下の注意点をよく読んだ上で撮影を行ってください。
スマートフォンで取り込む際の注意点
- スマホアプリの『フォトスキャン by Googleフォト』を使用する
- 写真を明るい場所に置く
- 撮影者の影が落ちないように工夫する
- 写真が反らないように固定する
- 写真のほこりや汚れをよくふき取る
- カメラのフラッシュ機能をOFFにする
- 手ブレがおきないよう十分固定しながらシャッターを押す
- できればセルフタイマー撮影を利用して手ブレを無くす
- 撮影後必ずブレやピンボケがないかチェック
- 写真とスマホが平行になるようにして撮影する
※スマートフォンで撮影した写真を使用するお客様で多い問題が、フラッシュや照明の光源が写真に写り込んでいることと手ブレ、ピンボケです。これは、写真補正依頼されても改善することができませんので、撮影時には十分注意してください。