<目次>
- プロフィールムービー(生い立ちムービー)とは?
- プロフィールムービーのサンプル動画
- プロフィールムービーを自作するメリットと作成方法
- プロフィールムービーの平均的な上映時間と時間配分
- プロフィールムービーのBGM(曲)の選び方と注意点
- プロフィールムービーの写真枚数やサイズについて
- プロフィールムービー全体の構成と流れ
- プロフィールムービーのコメント(字幕)のポイント
- 画面比率(アスペクト比)とは?
- セーフゾーンとは?
- 作成方法によって大きく異なる価格
- まぎらわしい同意語
プロフィールムービー(生い立ちムービー)とは?
昔は自己紹介や生い立ち紹介を紙やスライドで手作りしてたものが、DVDの登場で映像化するようになった
プロフィールムービーとは、その名のとおり新郎と新婦の生まれてから現在に至るまでの生い立ちや馴れ初めを映像で紹介する人気の結婚式ムービーです。元々、DVDが無かった時代は、紙に生い立ち写真やコメントを貼りつけたり印刷したものを自分達で作成して、ゲストに生い立ち紹介という形で印刷物を配ったり、スライドなどを使って写真をスクリーンに映し出していました。DVDの登場後、それを映像化して大型のプロジェクターに上映する演出が人気を呼び、プロフィールムービーなどと呼ばれるようになりました。ただ、当初は映像とDVDの作成が素人には困難だったために、映像業者に高額で委託してテンプレート方式で作ってもらうという形が主流になり、生い立ち紹介を自分達で手作りする新郎新婦はごくわずかとなりました。しかし、最近では技術の進歩によって、業者に委託しなくても自分達で安価に制作できる環境やソフト、ネット上のサービスが整いつつあり、生い立ち紹介を手作りするという本来の姿に戻りつつあります。
結婚式で上映する目的
基本的にプロフィールムービーを結婚式で上映する目的は3つあります。1つ目はその名のとおり二人の生まれてから大人になるまでの生い立ちと、出会いから結婚までの二人の馴れ初めをゲストにより深く知ってもらうことです。2人のことをよく知ってもらうことで、ゲストと二人の関係を今までよりもっと親密にしていくことができます。2つ目は、今までの生きてきた人生を振り返り、それまでにお世話になった大切な方々への感謝を気持ちを伝えることです。普段、なかなか恥ずかしくて言葉にできなかった気持ちも、プロフィールムービーを通せば素直に伝えることができます。そして3つ目は、余興の一つとして結婚式の披露宴や二次会を感動的に盛り上げることです。プロフィールムービーの上映中に、笑いや驚きの声、涙ぐんで鼻をすする音が聞こえたら大成功です。
結婚式でやってよかった演出ランキングは常に上位
結婚式後の新郎新婦へのアンケートでは、やってよかった演出ランキングで常に上位にランキングされます。最近の結婚式は、昔に比べて価格を抑えて地味に行う傾向が強くなってますが、プロフィールムービーは単なる盛り上げるためだけの余興ではないので、できる限りやることをおすすめします。また、あらかじめDVDやBlu-Rayなどで準備しておくことができるうえに上映が手軽で、披露宴の不規則で忙しいスケジュール内で時間的に正確に管理できるため、式場サイドとしても好まれる余興です。ちなみに、プロフィールムービーの動画をDVDプレイヤーで再生できるようにDVD-Rメディアに保存したものをプロフィールDVDと呼びます。
プロフィールムービーのサンプル動画
クラフトムービーでプロフィールムービーを自作した場合の作成例です。
プロフィールムービーを自作するメリットと作成方法
最近では、結婚式のプロフィールムービーを自作することが昔に比べて簡単にできるようになったため、初心者の方でもがんばって作成したり、パソコンの得意な友人に頼んで作ってもらうということが増えてきています。自作された方の多くは、安く作りたいというのが最初のきっかけだったりします。しかし、実際に披露宴で上映した後に話を聞くと、多くのカップルが『自分達で生い立ちを振り返りながら手作りしたことがとても良い思い出になった』と言います。自作には値段の安さだけではなく、二人で結婚式を作り上げたというステキな思い出も残るというメリットがあります。自作に興味ある方は、このクラフトムービーで一度作ってみることをおすすめします。
自作のメリット
- 業者に頼むより格安で作ることができる。
- 自分達の好きなようにこだわって作れる。
- 写真枚数の制限がない。
- 上映時間の制限がない。
- 世界でたった一つの完全オリジナルであるという記念になる。
- 二人で協力して作り上げたという思い出が残る。
自作のデメリット
- 初心者だと難易度はそれなりに高い
- 映像がチープで低品質になりやすい
- DVDの焼けるパソコンとソフトが必要
- 制作期間が1ヶ月以上かかる場合がある
- 本番でトラブルが起こる場合がある
- ソフトや素材を購入するとそれなりの出費が発生する
※クラフトムービーではこれらの自作のデメリットが発生することがないため、初心者でも安心して短期間で高品質なプロフィールムービーを制作することができます。
自作の主な方法
- Windowsのムービーメーカーを使う(無料)
- パワーポイントを使用する(環境によって無料)
- iOSのiMovieを購入して作る(安価)
- PremiereやAfterEffectsなどの映像編集ソフトを購入して作る(高価)
- クラフトムービーで作る(作るだけなら無料) ← おすすめ!
クラフトムービーで自作するメリット
- 初心者でも簡単に作ることができる
- プロの映像業者のような映像が作れる
- ネットにつながる環境があればどこでも作れる
- 遠距離同士のカップルでも一緒に作れる
- 短期間で作ることができる(2~3時間でも可)
- プロにアドバイスをもらいながら作れる
- プロが問題がないように仕上げてくれる
- 素材が大量に用意されている
- 格安で作ることができる
- パソコンが無くてもスマホだけで作れる
プロフィールムービーの自作に関する詳しい内容は『プロフィールムービーを自作する方法とポイント』にありとあらゆる角度から詳細にまとめてありますので参考にしてみてください。
プロフィールムービーの平均的な上映時間と時間配分
プロフィールムービーの平均的な上映時間は、一般的に5分~10分くらいが適切な長さになります。BGMの曲の長さに合わせて作ることが多いため、5分前後になることが多いようです。あまり上映時間が長すぎると見ているほうが飽きてしまうので、10分以内に納めるようにしましょう。また、披露宴の進行スケジュールに遅れがでないよう、予め式場の担当者に上映可能な時間を聞いておくことも重要です。
時間の長さのポイント
- 5~8分くらいが丁度良い長さ
- 10分を超えると長すぎる
- 3分より短いと物足りない
一般的な時間の配分
- イントロ:30秒
- 新郎生い立ち:1分30秒~2分
- 新婦生い立ち:1分30秒~2分
- 二人の馴れ初めや思い出:1分~2分
- メッセージ:30秒
プロフィールムービーのBGM(曲)の選び方と注意点
プロフィールムービーに使用するBGM(曲)は、自分の想い入れのある好きな音楽で問題がありませんが、著作権のある曲を使用する場合は注意が必要です。最近の結婚式場の多くは、著作権のある音楽を式場内で使用できるように著作権管理団体と契約しているため、プロフィールムービーを自作する際は、予め無音で制作しておき、会場の音響担当にプロフィールムービーの上映時に音楽CDを流してもらうという形が一般的になっています。
ちなみにクラフトムービーでは、著作権フリーのBGMを多数用意しておりますので、気に入った音楽を自由に映像につけることができるようになっています。もちろん、無音で制作することも可能です。
プロフィールムービーの写真枚数やサイズについて
プロフィールムービーに使用する写真の枚数
通常、プロフィールムービーの時間は5分前後となるため、その時間内で写真を一枚一枚きちんと見せるためには、写真の枚数が30~50枚くらいになるように準備すると良いでしょう。もし写真があまりない場合は、写真と写真の間にコメントだけのカットを挟んで、メッセージ性の高い演出にすると良いでしょう。
写真の枚数の目安
- 新郎生い立ち写真(10~15枚)
- 新婦生い立ち写真(10~15枚)
- 2人の思い出の写真(10~15枚)
- 前撮り写真(1~5枚)
写真を取り込む(スキャン)方法
アルバムなどの写真を取り込む際は、スキャナーを使用すると綺麗に取り込むことができますが、最近のスマホは非常に綺麗に撮影できるようになってきたため、アルバムなどの写真を直接スマホで撮影して取り込むこともできるようになってきました。
- スキャナーで写真をスキャンして取り込む
- スマホで写真を撮影して取り込む
写真を取り込む詳しいやり方は、『プロフィールムービーの写真を取り込む(スキャン)方法』を参考にしてみてください。
写真のサイズ
プロフィールムービーに使用する写真のサイズは、基本的にDVDの画面サイズに依存します。DVDの画面サイズは720×480ドット(約35万画素)であるため、これより大きい縦横サイズ(画素数)であれば基本的に問題ありません。ただし、写真を拡大して表示したい場合は、拡大する大きさを考慮した写真サイズにする必要があります。
- 横720×縦480ドット以上
- 画素数が35万画素以上
- スキャナーの場合は、解像度300dpi以上に設定する
- スマホで撮影する場合は、特に気にする必要なし
ちなみに、結婚式場ではほとんど使用されることがないBlu-rayディスクをもし使用する場合は、サイズが1920×1080ドットで画素数が約207万画素となるため、写真もかなり大きいサイズを用意する必要があります。
写真の主なファイル形式
写真のファイル形式は、写真ファイル名の『.』の後についてるアルファベットで調べることができます。通常、プロフィールムービーに使用される写真のファイルの形式は、ほとんど『jpg』形式となります。
- jpg形式(一般的な写真画像のファイル形式)
- png形式(透明部分が使用できるファイル形式)
プロフィールムービー全体の構成と流れ
プロフィールムービーの映像の構成にルールはありませんが、多くの映像が以下のような10段階構成になっています。クラフトムービーのプロフィールムービーでは、この基本構成をベースに作成できるようになっていますが、不要な部分を省くことも可能となっています。
- カウントダウン
- 導入(オープニング)ムービー
- タイトル(イントロ)
- オープニングメッセージ
- 新郎自己紹介
- 新郎生い立ち
- 新婦自己紹介
- 新婦生い立ち
- ふたりの馴れ初め
- ゲストへのメッセージ
- ラストカット
カウントダウン
映像を開始する前に上映開始タイミングを告知する演出です。プロフィールムービーが上映される披露宴の中盤になると、多くのゲストが定位置にいない場合が多いため、突然映像がスタートすると、席に戻っていないゲストがいる状態で上映開始してしまいます。そういった状態を無くすため、カウントダウンはなるべく入れることをおすすめします。
導入(オープニング)ムービー
導入ムービー演出は、ゲストの興味や好奇心を掻き立て、ワクワクさせる効果があります。クラフトムービーでは、オープニング用の導入ムービーを何種類も用意しておりますので好きなものを自由に選択することができます。
タイトル(イントロ)
タイトル演出は、一体これから何が始まるのかゲストにわからせるために重要な演出となります。また、映像全体の印象もここで決まるため、タイトル部分のデザインや演出は、映像全体の中でも特に力を入れて作ることをおすすめします。ちなみにクラフトムービーでは、タイトル演出をこだわって作れるよう、多種多様な演出や素材をご用意しております。
オープニングメッセージ
生い立ち紹介前の簡単なメッセージです。簡単なあいさつ程度で問題ありません。
新郎自己紹介・新婦自己紹介
新郎の簡単な自己紹介をします。なるべくポジティブな内容にしましょう。自己紹介のよくある項目を以下に紹介します。(※全て紹介する必要はありません)
- 名前
- 生年月日
- 年齢
- 血液型
- 趣味
- 特技
- 性格
- 新郎・新婦からの呼ばれ方
- 新郎・新婦に惚れた理由
- 新郎・新婦の好きなところ
- 新郎・新婦の第一印象
- 新婦の好きな料理
- プロポーズの言葉
新郎生い立ち・新婦生い立ち
新郎・新婦の生まれてから現在までの写真と字幕メッセージを使って生い立ちを紹介していきます。昔の写真から順番に表示していくのが基本で、誕生から2年に1枚程度の単位で写真を表示していくのがベストです。特に新郎の場合は、綺麗に写っている写真よりおもしろい写真や驚くような写真を使用することをおすすめします。写真枚数は10枚~15枚程度にまとめるのが一般的ですが、たくさんの写真を次々と見せていくスピーディな演出もおもしろいかもしれません。クラフトムービーは、写真枚数に制限がありませんので、いろいろ試してみてください。
ふたりの馴れ初めや思い出
ふたりの馴れ初めから結婚までの思い出を紹介していきます。ただ単純に二人で撮った写真を紹介していくのも悪くはないですが、二人の人柄や趣味、性格、なぜ付き合ったのかなど、いろいろとおもしろおかしく紹介できると良いでしょう。二人しか知らない秘密をゲストに紹介するのはちょっと恥ずかしいかもしれませんが、そこがゲストの一番気になる部分でもあるので、いろいろとさらけ出すとおもしろいプロフィールムービーになります。
ゲストへのメッセージ
プロフィールムービーの最後にゲストへ伝えるメッセージです。結婚式では最後に両親やゲストに対して感謝の言葉を述べることが多いので、ここではそういった内容を書く必要はありません。ただ、自分達の生い立ちを振り返って感じたこと、思い出したことなどありのままに素直に伝えることのほうが大切です。あくまでも結婚式の余興なので、なるべく形式的な文章にならないようにしましょう。
ラストカット
最後を飾るカットです。二人の一番幸せそうな良い笑顔が写ってる写真や前撮り写真を使うことをおすすめします。また、一言メッセージを添えると映像全体がしまります。以下に一言メッセージを参考にしてみてください。
- Happy Wedding
- Just Married
- With all our heart
- It’s a new beginning
- Happy Forever
- Forever
- Love is forever
- We are very Happy
- Thank you for coming today
- Thank you for everybody
- June 24,2015(日付)
プロフィールムービーのコメント(字幕)のポイント
プロフィールムービーは、写真に二行程度のコメントをつけるのが一般的です。(ナレーションを入れる場合もある)そのコメントの内容で映像の印象が大きく変わりますので、自分がどういったプロフィールムービーにしたいのか明確にしたうえで書くようにしましょう。
ポイント1:堅苦しいありきたりなコメントはなるべく控える
プロフィールムービーは披露宴の中盤に上映されることの多い映像ですので、盛り上がってきた場の雰囲気を壊さないよう、堅苦しいありきたりで無難なコメントはなるべく控えるようにしましょう。自分の気持ちを素直に伝えることのできる貴重な機会ですので、肩の力を抜いて、あなたらしいノリのあるコメントにすることをおすすめします。
ポイント2:できるだけゲストにちなんだコメントにする
たくさんの大切な友人や恩人を呼んでいるにも関わらず、全く関係のないコメントばかりだとゲストもちょっと寂しい気持ちになってしまいます。なので、できるだけゲストに関係のある内容や語りかけるようなコメントを入れると、記憶に残るメッセージ性の強いプロフィールムービーになります。
ポイント3:二人らしいコメントにする
自分でビデオを作る最大のメリットは、自分らしさを表現できることです。映像業者が作り上げた演出じみた架空の自分ではなく、本来の自分らしさや心の中にある本音をコメントに表現することが大切です。
ポイント4:一つの画面にたくさんのコメントを入れない
ひとつの画面内にたくさんのコメントを入れると、ゲストがコメントを読みづらくなります。ですので、なるべく2行程度の簡潔なコメントになるよう心掛けましょう。もし、たくさん伝えたいことがある場合は、カットを分けて順番にコメントを表示することをおすすめします。
ポイント5:コメントを声に出して最後まで読める文字数にする
映像の展開が早い場合、ゲストがコメントを読み切る前に次に切り替わってしまうことがあります。そうならないようにするために、コメントを声に出して最後まで読むことができるか確認するようにしましょう。結婚式では、若者だけでなく子供やお年寄りもいますので、全員がきちんと最後まで読めるようにすることが大切です。
ポイント6:コメント内の忌み言葉に注意する
結婚式の披露宴で上映する際、コメント内に結婚式で縁起の悪いと言われている『忌み言葉』が含まれていないかよく確認しておきましょう。『、』や『。』などの句読点は、区切りや終わりを意味するため、結婚式では使用しないのが一般的です。自分達は気にしなくても、周りが気にする場合もありますので、できるだけ使用しないことをおすすめします。忌み言葉がよくわからない方は、忌み言葉を自動でチェックする便利なページがありますので、こちらを使ってみるといいかもしれません。『忌み言葉を簡単一発チェック!結婚式のスピーチや招待状、結婚式ムービーで使ってはいけない縁起の悪いタブーやNGワード』
画面比率(アスペクト比)とは?
テレビのアナログ放送から地デジへの移行で画面比率が変更された
結婚式場でプロフィールムービーを上映する際、よく問題になるのが、ビデオの縦の長さと横の長さの画面比率(アスペクト比)です。ブラウン管が主流だったアナログ放送時代は、プロジェクターやテレビの画面の縦横比率が4:3でした。しかし、アナログ放送から地上デジタル放送に移行するにあたり画面比率の仕様が大きく変更されたため、現在のほとんどの液晶テレビやプロジェクターの画面比率は16:9になりました。
まだ一部の結婚式場では、古いタイプの画面比率が使用されているため注意が必要
地デジの開始と共に多くの家庭が16:9のテレビに変更したにも関わらず、一部の結婚式場ではアナログ放送時代に導入された画面比率が4:3の大型プロジェクターを今でも現役で使用しています。そのため、プロフィールムービーを制作する際は、結婚式場の古いプロジェクターの仕様に合わせて映像を作らないといけない場合があります。自宅のテレビではうまく表示できても結婚式場では画面が縦伸びまたは横伸びして表示されることがあるため、プロフィールムービーを自作する場合は事前に式場に画面比率を問い合わせておくことが重要です。
通常、制作途中で画面比率を変更するのは、配置の再調整やサイズの変更などいろいろと面倒な作業が発生します。しかし、クラフトムービーでは、制作途中でも簡単に画面比率を変更できる独自の仕組みが導入されているため、式場に問い合わせる前から制作をすすめていくことも可能です。
セーフゾーン(セーフマージン)とは?
多くのモニタやプロジェクターは映像を端まで映すことができない
プロフィールムービーを上映するプロジェクターや大型モニタは、実は映像の端まで画面に表示されないものが多く存在しています。特に古いプロジェクターやテレビなどでは、表示されない部分が大きくなる傾向があり、映像制作する際にはそれに注意する必要がありました。そのため、映像制作者は、どんな上映環境でも確実に写る領域を割り出し、確実に映したいコメントや写真などの内容はその中に納まるように作ることが常識となっています。その確実に映すことができる領域を専門用語でセーフゾーン(セーフマージン)と呼びます。
トラブルを避けるため映像の端の部分にコメントを配置しないようにする
プロフィールムービーを自作する初心者の多くの方はセーフゾーンのことを知らないため、自宅のパソコンではうまく表示されていたのに、結婚式場のプロジェクターではきちんと端まで表示されないというトラブルが現実に頻繁に発生しています。せっかくがんばってコメントを考えたのに、本番でゲストがコメントをちゃんと読めてなかったら残念ですよね。そうならないようにするためにも、以下の対策を必ずとるようにしましょう。
セーフゾーン問題への対策方法
- 画面の端ギリギリまで写真やコメントを入れない
- 両端の目安は横幅の5~10%程度
- 上下の目安は縦幅の5%程度
クラフトムービーでは、編集マンがセーフゾーンを考慮してお客様のムービーを仕上げます。そのため、ユーザーがセーフゾーンを意識して作る必要は一切なく、初心者でも安心して自作することができます。
作成方法によって大きく異なる価格
プロフィールムービーの価格は年々技術の発達や価格競争によりかなり手頃な価格になりつつあります。とは言っても式場で注文するとそれなりの価格を請求されるので、自分で作ったり、映像編集の得意な友人やインターネット上の安い映像業者に依頼することが多くなっています。そのため一部の式場では、利益を確保するために外部の業者の作ったプロフィールムービーの持ち込みを禁止していたりしています。
品質は同じでも作成方法によって約10倍になる価格
- 式場: 8~15万円
- 映像業者: 5~10万円
- インターネットの業者: 1~5万円
- クラフトムービー: 1~2万円
なぜ式場に頼むと価格が高いのか?
式場でムービー制作を頼むと価格が高い理由は、単純に式場がムービーの制作費に仲介料や紹介料という名目で元の価格に3~5割程度大きく利益を上乗せされているためです。元々映像業者も利益を上乗せしていますから、二重に利益が上乗せされてしまうため高価になってしまうのです。しかし、価格が高いからといって映像品質や演出が良くなるということは基本的にありませんので、可能であれば直接映像業者とやり取りするか自作したほうが断然お得になります。
まぎらわしい同意語
プロフィールムービーには別の呼び名が多数存在し、式場やプランナー、業者によって呼び方が異なり混乱しがちですが、基本的に同じムービー演出のことを指しています。
- プロフィールDVD
- 生い立ちビデオ・生い立ちムービー
- ヒストリービデオ・ヒストリームービー
- プロフィールビデオ
- 紹介ムービー
- スライドショー
- フォトムービー